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【健康診断数値】一見地味な腎臓!しかし、体にとってとても重要な働きが・・・

2021.11.12

こんにちは、川崎市、新百合ヶ丘の整体、リラクゼーション整体流民の豊です。

皆さんは、腎臓の働きが体の中でどのような働きをしているか知っていますか?

肝臓、心臓、胃、肺などは皆さんもよく知っているとは思いますが、腎臓って・・・

一見地味な腎臓ですが、体にとってとても大切な働きをしています。

というわけで今日は、腎臓の健康診断数値の解説から、体の中での役割、改善法までをしっかり解説していきたいと思います。

腎臓健康診断数値の考え方

そもそも腎臓というのは背中側の腰の位置に左右対称に一対ある臓器なんです。

大きさは握りこぶし程度で、そら豆みたいな形をしている臓器です。

それでは、この腎臓というものが、体の中でどんな働きをしていて、どれくらいの数値になると要検査になってしまうのかとかそういったお話をさせていただきたいと思います。

まず、初めにですね健康診断なんですけれども健康診断は皆さん行かれてますか?

年に一回とか会社に勤めていれば、福利厚生などであると思うんですけれども

健康診断の数値は、再検査になってから危ないなぁと思われる方いらっしゃると思うんですけれども、実は去年との数値の比較ってのがすごく大切になってくるんです。

去年に比べて数値がどう変化してるかっていうのを見ることで病気にならないための予防とかそういった対策もできると思います。

要検査になってから気をつけようというより要検査になる前に、去年との比較で自分の健康の方を意識していただくっていうようなそういう機会にして頂きたいんですね。

腎臓健康診断数値

そんな中でですね。

腎臓の数値のところなんですけれども、

クレアチン男性1.3mg/dl以上

女性は1.0mg/dl以上以上

尿酸窒素21mg/dl以上

尿蛋白が陽性である、

という方はちょっと要注意というような数値となっています。

そもそも腎臓ってどんな働きをしているのかっていうところから解説していきたいと思います。

実は腎臓は結構いろんなお仕事しております。

地味だし何してんのか、あんまりよくわかんなかったりとかすると思うんですけれども実は結構重要な働きをしてるんです。

腎臓の働き

1つ目はその中でメインとなる一番分かりやすい所の仕事としては、老廃物を体から排出するっというような働きをしております。

腎臓は血液を濾過して老廃物や余分な塩分などを尿として体の外に排出してくれます。

また体に必要なものは再吸収し体内に止める働きもしてくれてます。

腎臓の働きが悪くなると尿の出が悪くなったりとか、老廃物が体の中に蓄積されて尿毒症とかそれともになる恐れがあります。

単純に、老廃物が体に溜まってる状態なので血流も悪くなりますし、体の疲れが取れづらくなってしまったりとかそういった事もあると思います。

2つ目は、血圧を調節するっていうの働きもしています。

腎臓は塩分と水分の排出コントロールをすることによって血圧を調節してくれてるんです。

血圧が高い時は塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ血圧が低い時は塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げてくれます。

3つ目は血液を作る司令塔としての役割もしています。

血液は骨髄の中にある細胞が腎臓から排出されるホルモンの刺激を受けて作られるんです。

なんとなくイメージとして骨髄で血液が作られてるところまでは知ってらっしゃる方いらっしゃると思うんですけどそれを作るための刺激を出すホルモンというのは腎臓から出ているんです。

4つ目は体液量とかイオンバランスを調整してくれています。

腎臓は体内の体液量やイオンバランスを調節したり体に必要なミネラルを体内に取り込むような役割も担っているんです。

5つ目が強い骨を作るということなんです。

骨の育成には複数の臓器が関わっているんですけれどもその中でも腎臓はカルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDを作ってくれてるの働きもあります。

よく言われるのが、骨を強くしたいならカルシウムを摂りなさいって言うなお話をよく聞くと思うんですけれども、実はカルシウム単体でとっても骨に吸着されないので骨は強くならないって言うなお話もあったりするんです。

一緒にビタミンDを摂った方がよくて、お薬なんかで言うと大体カルシウム剤には、ビタミンDが一緒に入っていたりします。

症状

腎臓が悪くなった時の症状というところも見ていきましょう。

腎臓が悪くなるとむくみとか尿量の変化とか夜間尿とか頻尿だるさ貧血かゆみといった症状が出てくると言われています。

むくみ

体から水分の排出がうまくされないため、体内に余分にたまっているような状態で、尿から大量のタンパクが漏れるために、血中のアルブミンが低下するネフローゼ症候群や

腎臓の働きが低下する慢性腎不全の時にむくみの症状として現れることが多いと言われています。

尿量

腎臓は血液中の老廃物をろ過し尿として体の外に排出する役割を担っているんですけれども、正常な成人であれば尿量はおよそ1Lから1.5Lを毎日排出してると言われています。

しかし何らかの原因で尿量が減少し1日の尿量が400ml以下になることもあるんです。

逆に尿量が増加して2.5L以上になることもあります。

なのでこういった今日の排出の変化というのも一つ注目しておくと良いかと思います。

夜間尿

通常夜間は尿を濃縮することによりトイレに行く回数が減るんですけれども濃縮機能が低下すると、夜間にトイレに行く回数が増えていくということなんです。

これも腎臓の機能低下による症状の一つです。

だるさ

末期の腎不全でよく認められる症状の一つ腎不全により、尿毒症物質が蓄積されたことにより起こる症状としてだるさがあったりします。

腎臓というのは、様々なホルモンを分泌していますが、その一つに赤血球を作る働きをするホルモンというのもあります。

腎機能が低下するとこちらのホルモンが生成されず血液が不足し貧血になるというわけです。

かゆみ

腎臓は、体内の血液の老廃物を尿として捨てる臓器というのは何の説明させていただいたんですけれども、この老廃物が血中や皮膚にたまってかゆみが起こる場合があるというわけなんです。

もちろん、これらの症状一つ一つが出たからといって、即、腎臓が悪いんじゃないかって疑うのは早いんですけどもこういった症状が多く当てはるようであれば一度腎臓の数値を確認していただくのもいいのかなと思います。