column[お悩み・症状コラム]
急に寒くなってきた時こそ、身体の声を聞いてあげましょう
2025.11.03
最近、ぐっと気温が下がってきましたね。
ついこの前まで「まだ秋かな」なんて思っていたのに、気づけば肩をすくめながら歩いている…そんな方も多いんじゃないかなと思います。
気温が急に下がると、身体はその変化に対応しようとして、一時的に負担が大きくなります。
特に、首・肩・背中・腰まわりにぎゅっと力が入りやすくなり、血流が滞りやすくなります。
これが、「肩こりが強くなる」「腰が重い」「寝ても疲れが取れにくい」 といった不調につながりがちです。
身体はとても素直なので、気温の変化をそのまま受け取ってしまうんですよね。
■ 寒さに負けないための、ちょっとしたケア
難しいことをする必要はありません。
毎日の中に、少しだけあたたかさを足してあげるだけで、身体はラクになります。
① 首元とお腹を冷やさない
首・お腹・腰は血流の要。
「マフラーをひと巻き」「腹巻きやあったかインナー」など、小さな一工夫で体感が変わります。
② お風呂は“首まで”つかる
シャワーだけで済ませてしまいがちですが、湯船につかると全身の血流が一気に回り始めます。
5分でもいいので、あったまる時間をつくってみてください。
③ 深呼吸をして、肩の力を抜く
寒くなると知らないうちに肩が上がってしまいます。
息を長く吐いて、肩の力をふっと落とすだけで、背中がゆるみやすくなります。
■ 「ちょっとした不調」を見過ごさないで
寒くなる時期は、身体が疲れを溜め込みやすい時期でもあります。
「まだ平気」と思っているうちに、ぎゅっと固まってしまうことが多いんですよね。
もし、
- 寝ても疲れが取れない
- 肩や腰が固まって動きにくい
- なんとなくだるい、重い
と感じる日が増えてきたら、無理せず早めに整えてあげましょう。
身体が軽くなると、呼吸も気持ちも、自然とゆるんできます。
季節の変わり目、身体にとってはけっこう大仕事です。
どうか無理せず、あたたかくして過ごしてくださいね。
また、いつでも整えにきてください。
身体はちゃんと答えてくれますから。



